◆早春の味覚特産「山ウド」出荷盛ん/あく少なく歯切れ良く/下旬には日量500ケース/そうま

【そうま】JAそうま小高営農センター管内の特産「山ウド」の出荷が、最盛期を迎えている。アクが少なく歯切れも良いと、市場関係者からの評判も高く、酢みそ和えや天ぷら、きんぴら、一夜漬けなど、早春の味覚として根強い人気がある。
 ハウス内では12日、約50センチほどに成長した白乳色の山ウドを、1株1株丁寧に掘り起こし、収穫作業に追われている。鮮度を保つため、1本1本袋に入れ、2等級6規格に選別。2キロ入りの箱に詰め出荷する。
 同営農センターの集荷場には同日、250ケースが集荷され、今月下旬には、日量400〜500ケースとなる見込みだ。5月中旬まで収穫は続き、県内をはじめ北海道や関東方面に出荷する。
 特産山ウドの栽培は、1年間育てた種株を掘り起こし、電熱線を張り盛り土したハウス内の栽培ベットに種株を伏せ込む。この上に30センチほどもみ殻をかぶせ、さらに保温資材で覆う。ハウスを二重に被覆し、寒い日には、地中に張った電熱線を加熱。寒さの厳しい時はストーブを使う。ハウス内を日中は25度以下に、夜間は5度以上に保ち、地温は17度を超えないよう、温度管理に細心の注意を払う。生産者20人が、約18ヘクタールで種株を栽培している。


 写真=収穫作業に精を出す佐藤晃一さん