◆ファーマーズマーケット売り上げ好調/福島

【福島】県内のJAが運営するファーマーズマーケット(農産物直売所)の売り上げが伸びている。2007年度売上げは48億1千万円と前年対比117%となった。集計はJA福島ファーマーズマーケット連絡協議会に加盟する18組織、47店舗。
 食品業界の不正表示や中国産冷凍ギョウザの発生、店頭で販売される食品に異物が混入される事件など、消費者の食に対する安全・安心がますます高まる中、「地産地消」を旗印とするファーマーズマーケットが人気を集めている。
 売り上げ増加の要因は「直売所がもともと持っている生産者の顔が見える安心感に加え、トレーサビリティーなど、利用客に信頼される活動を積み上げた結果」と分析。
 2001年度は11億2千万円だった売上げが6年間で4倍以上と大幅な伸びとなっている。今年度は、前年対比の売上高が7億2千万円と過去最高となった。
 年間売上1億円を超える店舗は12店舗。JA合計で1億円を超えるのは、13JAと新設、大規模化と売上の拡大が進んでいる。
 JA福島ファーマーズマーケット連絡協議会の会長で『はたけんぼ』の佐藤貞和店長は「消費者からの評価が高まればその分だけ責任も大きくなる」と強調、「ファーマーズマーケットに追い風が吹いている時こそ、記帳指導の徹底や異物混入の防止など安全対策に万全を期して消費者と生産者の信頼関係を深めていく必要がある」と話した。