◆お座敷列車「はたけんぼ号」/地産地消の旅で交流深める/JAすかがわ岩瀬はたけんぼ

【すかがわ岩瀬】JAすかがわ岩瀬のファーマーズマーケット「はたけんぼ」とJR須賀川駅は2、3の両日、「地産地消お座敷列車はたけんぼ号」を運行。生産者と消費者、地元企業など41人が、国産農産物の良さや食料自給率、安全・安心などについて考え、それぞれの立場で意見交換し交流を深めた。
 この企画は、農林水産省が選定する「地産地消の仕事人」に今年選定された、はたけんぼ勤務の澤山聖美さんと、昨年選定されたヴィラ・イナワシロの山際博美総料理長の合同企画第1弾で、溝井弘須賀川駅長が運行に力を尽くした。
 車内には、グランシア須賀川の大内建司シェフが作った、牡丹花の甘酢・季節野菜の天ぷらなど、地元の米や野菜にこだわった「地産地消弁当」が積み込まれ、参加者らを楽しませた。
 使用したJRイベント専用列車「せせらぎ」は、全車両掘りごたつ式で展望スペースのあるグリーン車で、JR関係者の話では、東北地方を走るのはめずらしい。 
 須賀川駅を出発し、電化区間のJR小牛田駅まで走り、バスで気仙沼温泉へ向かうコースで、宿舎では、地元ならではのマンボウの刺身・活きたアワビのソテーなどの海の幸が出され、気仙沼の漁業についての説明を聞きながら味わった。
 参加者らは、「身近な食について列車の旅をしながら語り合えるのが、こんなに素晴らしいことだと心から感じた。」「子供たちの未来のために、食について真剣に考えて行きたいと思った」などと述べ、主催者に感謝する場面も見られた。
 はたけんぼの澤山聖美さんは「参加者が楽しそうに交流する姿を見ながら、人と人との繋がりの素晴らしさを感じた。これからも山際シェフと連携しながら、地域ぐるみで地産地消に向けた取り組みを進めて行きたい」と意欲を見せた。


お座敷列車はたけんぼ号