◆育苗まとめて効率化&経費節減/JAあいづ西部アスパラガス部会で育苗作業

【福島・あいづ】会津若松市のJAあいづ西部営農センターの西部アスパラガス部会は、会員らのアスパラガス苗木の育成を一括して行なっている。全ての苗の育成を一括して行なうことで、作業の効率化と経費の節減を狙う。
 この取り組みは、8年ほど前から同市北会津町の高久博行さん(53)が毎年育苗を行なっている。作業の始まりは2月で培土を入れたセルへの種蒔きから始まる。高久さんは「アスパラガスの育成には、苗の状態の良し悪しが大きく関わる。水と温度の管理にはかなり気を使う」と話す。
 7、8日には、セルで育てた苗を更に大きいポットに移植する作業が行なわれ、JA職員やJAパート従業員ら10人が作業に当たった。
 同部会で育苗しているアスパラガスの品種は「ハルキタル」と「ウェルカム」の2つ。今年度は、同部会員22人から約35,000本、200e分の苗の注文が入った。そのうち約21,000本はセルでの状態のまま会員に届けられるが、その他はポットへの移植を行なう。ポットに移植した苗木は、2週間ほどで根付くため、会員への配布は4月下旬頃になる見通しだ。
 同JAでは、2016年度までにアスパラガス10億円産地を目指している。西部営農センターの鶴水善太職員は「アスパラガスの育成が少しでもスムーズに進むように、これからもサポートを続けていきたい」と意欲を述べた。


苗の移植作業に励む(7日、会津若松市北会津町で)