◆南郷トマト育苗センター稼働

【福島・会津みなみ】南郷トマト生産組合は9日、南郷トマト育苗センターで播種作業と親床への搬入を行った。
 苗箱の設置は9日のほか、12日、16日の3日間をかけて行われ、6400枚を予定している。1カ月ほど育苗した後に各生産者に渡される。この日播種した箱数は2320枚。春めいた陽気の中、生産者と関係者ら約40名が汗を流し、シーズン到来に活気づいていた。
 一括した育苗をすることで、品質の均一化と効率を高めようと、今年度同組合の新たな事業として新設された育苗センターは、09年の秋から生産者らがハウス設置を行ってきた。それまで10戸の生産者らが各個人の施設内で請け負ってきた育苗事業を、一か所で集中して行うことになるもの。6棟のハウス(5.4×54メートル)には生産者からなるそれぞれに担当者を設け、運営委員として管理しながら、生産者ら全員が交代で水管理なども行っていく。
 地域農業の看板となる南郷トマトの新しい取り組みに、生産者らは期待をよせている。
 接木用の台木と併せ、苗約81万本を生産者一丸となって育てていく。


播種作業を行なう生産者
(9日、南郷トマト育苗センターで)