◆鉄コーティング直播で労働力削減

【福島・そうま】JAそうま管内3か所の水田で4月29日鉄粉と焼石膏でコーティングした種子を、水を張った水田に直播する「鉄コーティング湛水(たんすい)直播」を行なった。
 同JA管内では初の取組みとなる。
 表面を鉄粉でコーティングしているため重く、表面播種したときの水浮き防止になるほか、鳥害、種子伝染病性病害の抑制に効果がある。
 従来のカルパーコーティングに比べて、コーティング資材も安価。
 また、種子は長期保存も可能なため、農閑期によるコーティング作業も可能だ。移植用の田植えと直播の併用で、春の労働ピーク時の省力化を図ることが出来る。
 相馬市の桑折健一さんの水田では、ラジコンヘリで、ひとめぼれの鉄コーティング種子を10a当たり4・5s播いた。55aの水田の播種は、約15分で終了した。
 担当した同JAの営農担当職員は「水稲直播による水稲作業の省力化を進め、園芸作物の振興につなげたい」と期待を込めた。


水田に鉄コーティング種子を播くラジコンヘリ