◆JAグループ福島農業振興大会開催/新たな協同の創造3か年計画の実践

【福島】JA福島中央会は9日、福島市飯坂町のパルセいいざかでJAグループ福島農業振興大会を開いた。JAグループ福島の組合員や役職員、福島県と県農業会議や県生協連など支援5団体から約1100人が参加し、福島県農業の再生に向けた取り組み促進をはかった。
 庄條コ一会長はあいさつで「農業情勢は厳しいが、福島県の多様な地域特性を生かした付加価値の高い農業経営の実現を目指し、本県農業再生のため、取り組みを強化していきたい」と述べた。
 大会は、農業の再生に向け、福島大学の小山良太准教授をコーディネーターに、消費者、流通業者、農業者からのメッセージ、県農業総合センター研究成果を基に、本県農業の可能性を探るとともに、県や関係機関、各界各層とのより一層の連携強化の必要性を確認した。小山准教授は「地域の一次産業を地域の消費者が支えあうことが求められる。そのため多様な農業と農商工連携による6次化への取り組みが必要」と強調した。
 また、飼料米、米粉用米、稲WCSなどの新規需要米や会津アスパラ広域選果施設の共同利用と加工品開発、農業経営管理支援の県内実践事例報告が行われた。
 同大会は、昨年のJA福島大会決議「消費者との連携による福島県農業の再生」にもとづく、地域農業戦略3か年計画の実効ある実践が狙い。
 なお、最後に大会宣言を採択し、併せてTPP交渉への参加に反対の特別決議を行った。


福島県農業の再生に向けた振興大会
(9日、福島市で)