◆放射線スクリーニング異常なし/和牛セリ出荷へ一安心

【福島・たむら】JAたむら畜産センターと県中家畜保健所は2日、東京電力福島第一原発事故により緊急時避難準備区域に指定された、田村市都路町、常葉町堀田地区、田村市船引町の横道地区の34戸を訪問し、和牛セリに出荷するための子牛の放射線スクリーニング検査を行った。
 検査では、除染基準となる10万cpmを大幅に下回る結果となり、生産者は「結果を見て一安心した」と胸をなでおろした。
 今回検査したのは、5月9日、10日行われる和牛セリに出荷する子牛。県中家畜保健所職員が防護服を着て、サーベイメーターを使用し、背中、脚などを一頭ずつ検査し、それぞれの測定値を記入した。
 JA管内は警戒区域、緊急時避難区域に一部指定されており、4月の和牛セリでは20〜30`圏内の牛の出荷は自粛していた。今回の検査を受けた生産者は「セリに出荷することができ、安心した。早急な原発の収束を望むばかりだ」と話した。


子牛の放射線検査をする家畜保健所職員
(2日、福島県田村市常葉町堀田地区)