◆待望の法人設立で地域力結集/白河市に農事組合法人「入方ファーム」誕生

【福島・しらかわ】
 白河市入方地区の農家らでつくる集落営農組織がこのほど、農事組合法人「入方ファーム」を設立した。同集落に存在した3つの営農組織を1本化し、今後は地域農業の担い手として農作業の協業を図り、生産性の向上と組合員の共同の利益増進を目指す。
 法人には、JAしらかわも出資予定で、集落単位初のJA出資型法人を目指している。
 水稲を柱に、経営耕地25ヘクタールで畔塗りから稲刈り、乾燥・調整までを一貫して行う他、新規需要米の生産や農作業受託、米や大豆等の生産物を原材料とする製造・加工・販売などを主な事業とする。初年度計画で3fの農作業受託部門を5年後には10ヘクタールまで拡大を図り、受託農地の連坦化などを調整しながら事業拡大を進めたい考えだ。
 この日、同JA本所で設立総会と理事会を開き、代表理事に有賀良雄前入方機械利用組合長を選ぶなど役員を決めた。 設立披露式も行われ、組合員や関係者ら約40人が出席。有賀代表理事が「農業を取り巻く環境は厳しい状況にあるが、安全で安心な農畜産物を発信し、足腰の強い農業を確立したい」とあいさつし、関係者らと待望の法人化を祝った。